【剛毛】硬い髪におすすめのヘアワックス【厳選4ブランド】
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はじめに
僕の髪はとにかく硬い。髪が中途半端な長さだと、ハチ回りが膨れてしまい、髪型がまるで石川五右衛門のようなシルエットになってしまう。
その硬い髪を収めるために、ワックス選びとヘアセットにとても苦労してきた。10代半ばから現在に至るまで、15年近く多種多様なワックスを試してみたが、ホールド力や付けやすさ、香りなどがイマイチだったものが多かった。
今回は、そんな僕が実際に使って良かったワックスと、硬い髪のセット方法を紹介する。
硬い髪におすすめワックスランキング
ホールド力、香り、付けやすさ(手に取った時の伸び)、価格、イケてる度を各項目5点の25点満点で個人的に評価した。
1位 PACINOS MATTE
最近インスタやYouTubeでよく見かける「PACINOS(パシノス)」。クリームタイプの「CREME」もあるが、硬い髪にはMATTEがおすすめだ。
詳細は後述するが、 抜群のホールド力に加えて、ダンディズム溢れるオトコの香りがする。
合計 22/25点
- ホールド力 5
- 香り 5
- 付けやすさ 4
- 価格 3
- イケてる度 5
2位 ナプラ インプライム デザインロック
ヘアサロン専売品。こちらもホールド力と付けやすさも優れている。パシノスに出会う前はこれをヘビーローテーションしていた。
合計 21/25点
- ホールド力 5
- 香り 3
- 付けやすさ 4
- 価格 5
- イケてる度 4
3位 ミルボン ニゼル グラスプワックス
こちらもヘアサロン専売品。 伸びがいいが、ホールド力は上位2製品と比べると微妙。そのため、ついつい付けすぎてしまう。香りも個人的には微妙だ。
合計 19/25点
- ホールド力 4
- 香り 3
- 付けやすさ 4
- 価格 5
- イケてる度 3
4位 アリミノ スパイスシスターズ フリーズワックス
こちらもヘアサロン専売品。アリミノはおしゃれに目覚めた高校生が使っているイメージが強いが、しっかりホールドしてくれて、アリミノ特有のグリーンアップルの良い香りがする。
合計 17/25点
- ホールド力 4
- 香り 4
- 付けやすさ 3
- 価格 4
- イケてる度 2
おすすめはPACINOS(パシノス)!
現在、僕が愛用しているのがランキング1位にあげたPACINOS(パシノス)だ。ネットで探しても日本語の情報がほとんどないので、簡単に紹介しておく。
PACINOSは美容小物を扱うアメリカの会社だ。ワックス以外にもポマードやコームなどを販売している。クセが強い欧米人の髪質に合わせて作られているので、日本人の硬い髪にも合いやすい。
海外では主にバーバースタイルに使われている印象が強い。ホールド力が高いので、最近流行りの長めのトップを後ろに流して、サイドは刈上げるというバーバースタイルと相性がいいのだろう。
内容量は4オンスなので約113グラム。米国製でパッケージの表記もすべて英語とスペイン語?になっていて、一般的な使い方等が書かれている。ワックス自体の色は薄いグレーだ。
ランキングにも載せたとおり、ホールド力はもちろんだが、何よりも香りが素晴らしい。男のダンディズム漂う良い香りがする。個人的には、インスタのあの人のイメージの香りだ。
現時点では、日本で使っている人はほとんどいないだろうし、黒字に白文字のパッケージは置いてあるだけでカッコいい。
調べた限り、現在は並行輸入しかなく、値段は4,000円近くするが、一通り有名どころの整髪料を使ってみて、新たに挑戦したいときは是非ともこのパシノスをおすすめする。
G流の硬い髪のヘアセット
まずはシャワーでリセット
硬い髪は寝癖直しのスプレーごときでは元に戻らない。そこで、起きたらまずはシャワーで髪を万遍なく濡らす。
特に頭と枕で圧縮されてぺちゃんこに潰れている後頭部を念入りに元の状態に戻す。アジア人は短頭型の人(いわゆる後頭部が絶壁の人)が多いので後頭部の寝癖直しは念入りに行いたい。いくら正面から見てキマッていても後ろがペチャンコだったら台無しだ。
ドライヤーの温風でクセをつける
濡らした後はドライヤーで乾かす。その際にただ単に乾かすのではなく、ドライヤーの熱を利用してスタイリングする。女性が熱したコテで髪を巻いて形作るように、硬い男性の髪はドライヤーの熱風で整えたい。これだけで、ワックスをつけなくても、ある程度の形が整うはずだ。
ちなみに僕は前髪を上げる時に、下から上に向かってブローして、ある程度の形を作るようにしている。
ワックスをつける
ワックスを人差し指に取り、まずは手のひらと指に満遍なく伸ばす。この時、手のひらの綿だけでなく、指と指の間にまでつけるようにすると、髪の毛全体に付くようになる。
そして、まずは髪の内部から全体に馴染ませるようにワックスをつけてから、最も形作りたいところをバランスを見ながら念入りにつける。これを2、3回繰り返す。
ある程度形が整ったら、鏡に向かって斜めに立って、手鏡を使って真横からのスタイルも確認したい。
なお、仕上がりにツヤを出したい場合は、半渇きの状態の髪にワックスをつけるのもありだ。
最後にスプレーでロックする
ケープなどのハードタイプのヘアスプレーで固めて終了。つけすぎると白く粉ぽくなるので、髪から距離を離して、全体に万遍なくスプレーする。
文章に書くと長く感じるが、慣れれば以上の工程を髪の長さにもよるが、5分程度で出来るようになる。
おわりに
加齢に伴い、髪質も少しずつ変化していくと言われている。硬い髪と格闘できるのも、30代の今のうちだ。そして余裕のある大人の男だからこそ、整髪料にもこだわりたい。
今回紹介したワックスは、パシノス以外はどれも1,000円前後で買える金額のものだ。今使っているワックスが少なくなってきたら、試してみるのもいいのではいだろうか。
今回は硬い髪におすすめするワックスと、ワックスの付け方を紹介した。「んなこたぁ既に知ってるよ!」という項目もあるかもしれないが、何か1つでも参考にしていただければ幸いだ。