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赤チンが製造中止に!【赤チンって何?】

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あの赤チンが2020年に製造中止になるらしい。ニュースで最初に見た時、「うわーマジか、てか未だに赤チンて存在してたんだ?」というのが僕の正直な感想。久しぶりに、いや20年ぶりくらいに赤チンという単語を聞いたし、見た気がする。

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北多摩薬剤師会HPより引用

 

ところで皆さんは赤チンをご存知だろうか。せっかくの機会なので赤チンについて調べてみた。

 

赤チンとは?

一般名はメルブロミン液と言って、商品名がマーキュロクロム液または赤チンとなる。赤チンは「赤いヨードチンキ」の略で、同じく殺菌消毒に使われる希ヨードチンキが茶色なのに対して赤色なのでつけられた名称。

 

局所殺菌剤として使われており、先進国ではより強力な他の殺菌剤( ポビドンヨード=イソジン)に徐々に置き換わっていったが、非常に安価なため発展途上国では未だに必要とされる殺菌剤。

 

製造工程で有害な水銀が発生するのと、アメリカの食品医薬品局(FDA)でマーキュロクロム液の分類が「一般に安全と認められる」から「未検証」に変更されたことによって、諸外国はもちろん日本でも製造が規制されることになった。

 

実家には赤チンは置いていなかったが、祖父宅には常備されていた。転んで膝を擦りむいた後は、赤チンを塗っても当然ヒリヒリして痛むのだが、不思議なことに当時は感覚的に赤チンを塗る=治ったも同然で、塗られるだけでそれなりに満足していた記憶がある。

 

怪我をした時に皮膚に赤チンを塗ると、鮮やかな赤色に皮膚が染まって、元の怪我より酷く見えるのはご愛嬌。僕も初めて赤チンを塗られた時は赤い見た目が血のようで、酷く嫌がった覚えがある。消毒薬や絆創膏が豊富で、医療もより発展した現在では赤チンはまさに昭和の遺物といえるものだろう。

 

今の小学生は怪我をした時は保健室で何を塗ってもらっているのだろうか?水で流して絆創膏だけ?非常に気になるところではある。

 

おわりに

昔から知っている物が製造中止になったり、昔から知ってる有名人が亡くなられたりすると、自分も年を取ったなぁとしみじみ思う。

 

平成も終わるこの時期に、他に何がなくなるのか自分の年齢と合わせて心配になってくる。