Gのライフスタイルブログ

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【花粉症シーズン到来!】処方箋なしで買える、市販の抗アレルギー薬まとめ【OTC】

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はじめに

2月頃から4月頃にかけてスギ花粉が飛び始めて、花粉症の本格的なシーズンが到来する。日本では2,500万人が患っているとされ、今や国民病ともいうべき花粉症だが、例に漏れず僕も軽度の花粉症だ。耳鼻科に行く程ではないが、症状がひどい時は市販の薬で対処している。

 

ただ、市販の抗アレルギー薬が多すぎて、どれを選んだら良いのか迷うのも現状だ。

そこで今回は、処方箋なしで買える市販の抗アレルギー薬をまとめてみた。

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軽症ならセルフメディケーション

クリニックに行かず、 自分で治療することをセルフメディケーションといい、保険医療費抑制のために国もセルフメディケーションを推進している背景がある。

 

花粉症シーズンの耳鼻科はとても混雑していて、1時間以上待つなんてざらにある。そんな時こそ、待たずに買えるOTCでセルフメディケーションするべきだ。

OTCとは

Over The Counter Drugの略で、カウンター越しに買う薬のこと。すなわち、処方箋なしで、ドラッグストアで買える薬のことを指す。

スイッチOTC

効果は高いが処方箋がないと手に入らない医療用医薬品が、OTCとしての発売を認められたもの。後程紹介する抗アレルギー薬もスイッチ OTCがあり、医療用医薬品の成分がそのまま入っているので、高い効果を期待できる。

抗アレルギー薬の主作用と副作用

主作用

薬に本来望まれる効果のこと。抗アレルギー薬においては、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、鼻のかゆみを止めることだ。末梢(鼻や皮膚)のヒスタミンH1受容体に抗アレルギー薬が結合することで、効果を発揮する。

副作用

薬が本来目的とする効果以外の作用のこと。抗アレルギー薬の主な副作用は眠気や口の渇きなどだ。中枢(脳)のH1受容体に抗アレルギー薬が結合してしまうと、副作用が出てくる。

 

また、薬を服薬することで自覚しないまま仕事や勉学などのパフォーマンスが落ちてしまう「インペアード・パフォーマンス」も近年重要視されている。このことから、眠気は少ないに越したことがないと言えるだろう。

抗アレルギー薬(OTC)の分類

上記の主作用(効果)と副作用(安全性)を元に、抗アレルギ―薬は効果重視型と、副作用軽減重視型の2つに大別される。

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オロパタジン(アレロック)やレボセチリジン(ザイザル)など、 OTCがない薬は省略している。

効果重視型

効果は強いが、眠気が出やすい薬。

代表的なものに、セチリジン(ジルテック)がある。効果は強いが眠気が出やすく、添付文書にも自動車運転等は「禁止」となっている。

副作用軽減重視型

眠気は少ないが、効果は弱めの薬。

代表的なものに、フェキソフェナジン(アレグラ)、ロラタジン(クラリチン)、ベポタスチン(タリオン)などがある。特にフェキソフェナジンとロラタジンは眠気が少なく、添付文書にも自動車運転注意の記載が載っていないほどだ。

服用回数

1日の服用回数で分類する方法もある。例えば、フェキソフェナジン(アレグラ)とペボタスチン(タリオン)は1日2回服用する必要があるのに対して、ほかの薬は1日1回の服用となっている。

おすすめOTCは?

以上を踏まえた上で、おすすめの抗アレルギー薬のOTCを紹介する。

確実に効果を出したい方

セチリジン(ジルテック)=コンタック鼻炎Z、ストナリニZ

オロパタジン(アレロック)やレボセチリジン(ザイザル)がOTCとなっていない現在では、セチリジン(ジルテック)が市販されている抗アレルギー剤の中では最も強力だ。とにかくツライ症状を押さえたい方におすすめだ。

item.rakuten.co.jp

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眠くなりたくない方

フェキソフェナジン(アレグラ)=アレグラFX

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エピナスチン(アレジオン)=アレジオン

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アレグラは自動車運転注意喚起の記載がない。車の運転や機械の操作等に従事する場合は、自動車運転注意喚起の記載がない薬を服用するべきだろう。

 

一方でアレグラは、1日2回の服薬が必要だ。1日2回も服薬するのが面倒な方は、1日1回の服薬で済むアレジオンをおすすめしたい。

おわりに

今回は処方箋なしで買える市販の抗アレルギー薬をまとめてみた。

 

抗アレルギー剤は同じ薬を飲んでも、他の人は効いているのに自分は効かなかったり、逆に他の人は眠くなるのに自分は眠くならないなど、個人差が大きいものだ。

 

OTCでセルフメディケーションをする上で、自分のライフスタイルにあった抗アレルギ―薬を選択する際に参考にしていただけたら幸いだ。

 

 

 

参考文献:鼻アレルギー診療ガイドライン2016年版、各抗アレルギー剤添付文書等