【メルセデスベンツ】テレビキャンセラーが原因で、ナビが不調だったのが直った!【W221】
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はじめに
2週間ほど前にメンテナンスに出していた車が戻ってきたので報告したい。
昨年中古で購入したのだが、ナビの調子が悪いことに少し経ってから気がついた。正しい現在地を示さないし、まるで直線でドリフトしているかのごとく、自車を示す△が斜めに向いたまま真っ直ぐ進んだりする。
ネットで色々と調べた結果、原因は購入時から付いていたテレビキャンセラーだった。
テレビキャンセラーとは?
走行中にも同乗者がテレビを視聴したり、ナビを操作できるようにする部品のこと。
通常はテレビをつけていると安全のため走行中は音声のみに切り替わるが、テレビキャンセラーを付けると、機械に車が止まっていると思わせる偽の信号を送るため、走行中でもテレビの視聴やナビの操作が可能となる。
もちろん違法な部品ではないが、商品の性質上から正規ディーラーでは取り付けてくれないので、専門の業者に頼む必要がある。
テレビキャンセラーを付けるメリット
メリットは名前の通り、同乗者が走行中にテレビが見られるようになることと、ナビを操作出来るようになることだ。
テレビキャンセラーを付ける理由
僕がテレビキャンセラーを付ける理由は、ビートソニックを導入して、車内で音楽を聴きたかったのと、子供がロングドライブで飽きないようにナビ画面でYouTubeを見れるようにしたかったからだ。
なお、後日ビートソニックについても記事にする予定だ。ビートソニックについて簡単に紹介すると、スマホと車を無線で接続して、スマホの画面をそのまま純正ナビに映し出せる(=ミラーリング出来る)部品だ。
したがって、iPhoneに入っている音楽も車のスピーカーで聞くことが出来るし、YouTubeやグーグルマップも純正ナビに映し出すことが出来る優れものだ。
テレビキャンセラーを付けるデメリット
現代の車はあらゆるところが電子制御されていて、コンピュータの塊となっている。それゆえに社外の電子機器を1つ付けるにしても、車種やメーカーごとに相性があるようだ。相性が合わないと、僕の車に購入時からついていたテレビキャンセラーのように、正しい現在地を示さずナビが使い物にならなくなってしまう。
冒頭に紹介した通り、テレビキャンセラーは偽の停車信号を送るので、少なからずとも悪影響が出てくる可能性がある。
pbのテレビキャンセラーに換装する
メリットのところで紹介したとおり、僕はビートソニックをつけたかったので、どうしてもテレビキャンセラーが必要だった。
ちなみに購入時からついていたのはこれ。J-TECHのTV君Ⅲ。W221とは相性が良くなかった。
そして、今回TV君Ⅲから換装したのがこれ。
pbというメーカーのTVキャンセラー。ショップの人曰く、メルセデスベンツによく装着されている製品らしく、相性も良いらしい。
メーカーの説明文を見ると、Sクラス(W221)とCLクラス(C216)のみ特別に別売りのLED内臓スイッチが必要らしく、セットで購入した。
このスイッチ1つで通常モード(走行中テレビ視聴不可)とTVモード(走行中テレビ視聴可能)の切り替えができる。
ただし、pbのメーカー公式サイトにも記載がある通り、W221とC216の仕様で、TVモード時はどうしても自車位置の測定精度がズレるので、ナビを使用する時は通常モードにする必要がある。
おわりに
TV君Ⅲからpbのテレビキャンセラーに換装した結果、スイッチで切り替えられるようになり、通常モード時はナビもまともに動くようになって無事に一件落着した。
結論、メルセデスベンツW221型のSクラスと相性が良いテレビキャンセラーは、PBのテレビキャンセラー。
ビートソニックについては後日詳しく紹介する。